イワサキセダカヘビの生態(分布・餌・繁殖など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
イワサキセダカヘビとはどんな生き物?
イワサキセダカヘビ(岩崎背高蛇、Pareas iwasakii)はセダカヘビ科に分類されるヘビ。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/イワサキセダカヘビ
イワサキセダカヘビの分布
イワサキセダカヘビは日本固有種で、石垣島と西表島に分布しています。基本的には樹上性と考えられていますが、地上を匍匐することもあります。イワサキセダカヘビの毒
イワサキセダカヘビは毒牙自体が退化しており無毒です。イワサキセダカヘビの餌
イワサキセダカヘビはカタツムリを専食するというかわった食性を持っています。
右巻きが大多数のカタツムリ捕食に特化した顎・歯構造をしており、効率よく食べられるように右顎には平均25本、左顎には平均18本と左右非対称になっています。
イワサキセダカヘビの繁殖
イワサキセダカヘビの繁殖については、まだ未解明の部分が多く、今後の研究が待たれます。日本産ヘビ一覧・種類図鑑
【日本産ヘビ類の一覧・種類図鑑】博物館学芸員がフリー画像をまじえて解説(毒・分布・生態など)
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