オファルコスの形態や生態について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
オファルコスとはどんな生き物?
オファコルス(Offacolus[1]、またはオッファコルス、オーファコルス[7])は、約4億2,500万年前シルル紀に生息した鋏角類の化石節足動物の一属。先頭に突出した数多くの肢をもつ。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/オファルコス
オファルコスの形態
オファルコスは頭部に鋏角と複数の内肢および外肢を持っていました。第7付属肢はパドル状になっており、胴部には歩行肢はなく蓋板となっていました(遊泳と呼吸に使用)。尾部は尖った剣状になっていました。最大でも体長1cmに満たない小さな節足動物でした。
オファルコスの生態
オファルコスは外肢で餌を探し、内肢で餌を掴んで食べていた底生捕食者(または腐肉食)であったと推測されています。カンブリア紀巨大節足動物図鑑
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