ヤマカガシの生態(分布・餌・繁殖など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
ヤマカガシとはどんな生き物?
ヤマカガシ(赤楝蛇、山楝蛇、学名:Rhabdophis tigrinus)は、爬虫綱有鱗目ナミヘビ科ヤマカガシ属に分類されるヘビ。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤマカガシ
ヤマカガシの分布
ヤマカガシは日本固有種で本州・四国・九州・南西諸島に分布しています。また近似種が中国と朝鮮半島にいることが知られています。分布域では平地の湿潤な環境(水田や河川周辺)に生息しています。
ヤマカガシの毒
ヤマカガシは血液凝固作用を持つ毒を持っています。毒牙が奥歯にあることから咬傷事故例が少なく、かつては無毒ヘビと考えられていましたが、死亡事故も発生しています。
ヤマカガシの餌
ヤマカガシは主にカエルを餌にしていますが、イモリ・カナヘビ・ドジョウなども捕食します。
ヤマカガシの繁殖
ヤマカガシは卵生で繁殖期の7月に産卵します。
日本産ヘビ一覧・種類図鑑
【日本産ヘビ類の一覧・種類図鑑】博物館学芸員がフリー画像をまじえて解説(毒・分布・生態など)
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