カワアイサの生態(分布・餌・寿命・繁殖など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
カワアイサとはどんな生き物?
カワアイサ(川秋沙、学名:Mergus merganser)は、カモ目カモ科ウミアイサ属に分類される鳥類の一種。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/カワアイサ
カワアイサの分布
カワアイサは新北区・旧北区のいずれにも分布しており、日本には冬鳥として九州以北に飛来します。なお、北海道では少数ながら留鳥する個体も観察されています。分布域では湖沼や河川など淡水域に生息しています。
カワアイサの餌
カワアイサは魚食性が強く、潜水して小魚を捕食します。人により餌付けされた個体は、パンなどの植物性餌料も食べます。
カワアイサの繁殖
カワアイサはユーラシア大陸中北部と北アメリカ北部で繁殖しますが、前述の通り越冬先で留鳥として繁殖する個体も見られます。繁殖期は4〜6月で、枯れ葉や枯れ枝を使って地上に巣を作るほか、樹洞を流用する個体もあります。
水鳥(カモ目・チドリ目・カイツブリ目など)種類図鑑
【水鳥(カモ・チドリ・カイツブリなど)種類図鑑】身近な水辺の鳥類を博物館学芸員が解説
動植物の種類図鑑の一覧ページ
プランクトンから巨大生物・古代生物から現生種まで様々な動植物の種類図鑑はこちら