タマムシの生態について解説するとともに、20年以上、生物学学芸員として博物館施設に勤務し、昆虫が専門分野の一つである筆者が、その飼育方法についてご紹介していきます。
タマムシとはどんな生き物?
タマムシ科は日本国内にも多くの種類があるが、中でも標準和名タマムシ(ヤマトタマムシ、学名:Chrysochroa fulgidissima (Schonherr, 1817))として知られる種は、美しい外見を持つことから古来より珍重されてきた。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/タマムシ
タマムシの成虫の飼い方
タマムシの成虫はエノキやケヤキの葉を餌にしています。このため、飼育ケースにこれらの切り枝を水差しにして入れておけば飼育することができます。また、補助的に昆虫ゼリーを入れておくと個体によっては食べることもあります。
タマムシの繁殖と幼虫飼育
タマムシの卵はエノキ・マキ・ナツメ・リンゴといった樹木の樹皮下に産みつけられ、孵化した幼虫はこれらの生材を食べて成長します。このため、まだタマムシ幼虫の飼育技術は確立されていません。
昆虫の飼い方図鑑の一覧はこちら
【カブトムシ飼育方法完全版】国産幼虫の越冬から外国産大型種まで徹底紹介
【クワガタ飼育方法完全版】成虫の越冬方法や幼虫の菌糸ビン飼育まで完全紹介
昆虫の飼い方図鑑の一覧はこちら
関連記事
【カブトムシ飼育方法完全版】国産幼虫の越冬から外国産大型種まで徹底紹介
【クワガタ飼育方法完全版】成虫の越冬方法や幼虫の菌糸ビン飼育まで完全紹介