シマナンヨウスギ(アローカリア)の特徴と育て方(置き場所・温度管理・水やり)・増やし方(挿し木や株分けのやり方)について、長年植物の栽培・展示を行っている博物館学芸員の筆者が初心者の方にもわかりやすく解説します。
シマナンヨウスギ(アローカリア)とはどんな植物?
Araucaria heterophylla 円錐状の樹形が美しい。ユニークな若木の枝ぶりから「モンキーパズル」と呼ばれています。
シマナンヨウスギ(アローカリア)の原産地
ノーフォーク島
PLANTの育て方
明るさ(耐陰性)
弱い(窓際で育つ)
温度(耐寒性)
強い(戸外軒下で育つ)
水やり(根の湿性)
弱い(鉢の表面が乾いたら水をやる)
具体的な育て方
シマナンヨウスギ(アローカリア)は成長すると60mにもなる樹木で、暗い環境にも耐えるため若木が観葉植物としても扱われますが、基本的には明るい場所に生える樹木ですので、室内でも窓際の直射日光に当てて育てます。
樹形の乱れを避けるため、定期的に鉢を回してください。
また、暖地であれば霜の当たらない戸外で越冬できますので、良い季節は外で育てると元気によく伸びます。
挿し木はできず、実生で増やすしかないため、一般的な栽培環境で増やすのは難しいでしょう。
観葉植物一覧・種類図鑑
【観葉植物一覧・種類図鑑】育て方・増やし方を博物館学芸員が初心者向きに解説|インテリアに最適