インドゴムノキの特徴と育て方(置き場所・温度管理・水やり)・増やし方(挿し木や株分けのやり方)について、長年植物の栽培・展示を行っている博物館学芸員の筆者が初心者の方にもわかりやすく解説します。
インドゴムノキとはどんな植物?
インドゴムノキは、自生地では高さ30mになる高木です。葉は厚く楕円形、長さ30cmで光沢のある濃緑色です。葉が斑入りの品種も多く、ミニ観葉から大鉢まで、年間楽しめます。
インドゴムノキの原産地
北西インド(アッサム地方)〜インドシナ(スマトラ島・ジャワ島)
インドゴムノキの育て方
明るさ(耐陰性)
普通(明るい室内で育つ)
温度(耐寒性)
強い(戸外軒下で育つ)
水やり(根の湿性)
普通(常に土を湿らせる)
具体的な育て方
インドゴムノキは室内でも育てやすい樹木タイプの観葉植物で、耐寒性も強いため初心者向きの植物です。
水切れにはあまり強くなく、根を乾燥させてしまうと葉を全て落としてしまうので注意が必要です。
霜の当たらない軒下などの戸外でも栽培できますが、直射日光には弱いので気をつけてください。また、カイガラムシがつきやすいので、定期的にマシン油を吹くとよいでしょう。
梅雨時など高湿度の時期であれば、挿し木で増やすことができます。
観葉植物一覧・種類図鑑
【観葉植物一覧・種類図鑑】育て方・増やし方を博物館学芸員が初心者向きに解説|インテリアに最適