ニイニイゼミの生態(分布・鳴き方・大きさなど)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
ニイニイゼミとはどんな生き物?
ニイニイゼミ(にいにい蝉、蟪蛄、学名: Platypleura kaempferi)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に分類されるセミの一種。日本・台湾・中国・朝鮮半島に分布する小型のセミである。平地の明るい雑木林に生息し、都市部の緑地などでも見られるが、幼虫が生存するには湿気を多く含んだ土壌が必要で、乾燥する公園などでは数が少ない。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ニイニイゼミ
ニイニイゼミの分布
ニイニイゼミは北海道から九州・対馬・沖縄本島以北の南西諸島に分布しています。なお、沖縄本島以南の南西諸島には以下の近縁種が分布しています。
ヤエヤマニイニイ P. yayeyamana|西表島の固有種
ミヤコニイニイ P. miyakona|宮古列島の固有種
イシガキニイニイ P. albivannata|石垣島の固有種
ニイニイゼミの大きさ
ニイニイゼミの成虫の体長は20~24mm前後で中型のセミです。
ニイニイゼミの鳴き方
「チー…ジー…チッチッチ…」
ニイニイゼミの餌
ニイニイゼミは雑木林に多く見られますが、なかでもサクラの木の汁を好んで吸います。
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