コルジリネの特徴と育て方(置き場所・温度管理・水やり)・増やし方(挿し木や株分けのやり方)について、長年植物の栽培・展示を行っている博物館学芸員の筆者が初心者の方にもわかりやすく解説します。
コルジリネとはどんな植物?
Cordyline fruticosa コルジリネは赤色や黄色などの新葉のカラフルな葉色が魅力です。ミニ観葉から大鉢仕立てで楽しめます。姿が似ているので「ドラセナ」と呼ばれることもありますが、ドラセナ属ではありません。ドラセナ属と違い、地下部に多肉質の根茎があるのが特徴です。
コルジリネの原産地
東南アジア〜オセアニアの熱帯地域
コルジリネの育て方
明るさ(耐陰性)
弱い(窓際で育つ)
温度(耐寒性)
弱い(暖房のある室内で育つ)
水やり(根の湿性)
弱い(鉢の表面が乾いたら水をやる)
具体的な育て方
コルジリネは光を好む植物ですので、窓際の直射日光の当たる場所で育てます。
本種は根に貯水機能があるため、水のやりすぎは禁物で、鉢土が乾いてから鉢全体に水が回るように水やりをします。
耐寒性は弱いので、冬場は暖房の効いた部屋で管理するようにします。
観葉植物一覧・種類図鑑
【観葉植物一覧・種類図鑑】育て方・増やし方を博物館学芸員が初心者向きに解説|インテリアに最適