マルタンヤンマの生態(分布・大きさ・生息環境など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
マルタンヤンマとはどんな生き物?
マルタンヤンマ(Anaciaeschna martini)は、蜻蛉目(トンボ目)・ヤンマ科の昆虫である。和名の由来は、フランスのトンボ学者R.Martinに献名された事による。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/マルタンヤンマ
マルタンヤンマの分布
マルタンヤンマは日本から台湾・インドにかけての温帯域に分布しています。
マルタンヤンマの大きさ
マルタンヤンマは全長65~84mm・後翅長41~50mmになる大型のトンボです。
マルタンヤンマの生息環境
マルタンヤンマは平地から丘陵地にかけての比較的暗い池沼周辺に生息し、成虫は主に夕方に活動します。トンボ種類図鑑
トンボは大きくは2つの仲間に分けられます。それは、均翅亜目(イトトンボ亜目)Zygopteraと不均翅亜目(トンボ亜目)Anisopteraで、前者は前翅と後翅が相似形であるのに対し、後者は前翅と後翅が異なります。このほか、トンボの基本的な情報と代表的な種類の紹介については下記のトンボ種類図鑑をご参照ください。
【トンボ種類一覧フリー画像図鑑】翅の形状による分類の基本と生活史などについても解説