アオイトトンボの生態(分布・大きさ・生息環境など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
アオイトトンボとはどんな生き物?
アオイトトンボ(学名:Lestes sponsa (Hansemann, 1823))は、アオイトトンボ科アオイトトンボ属に分類されるトンボの1種。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/アオイトトンボ
アオイトトンボの分布
アオイトトンボはユーラシア大陸とその周辺(ヨーロッパ・ロシア・中国・朝鮮半島・日本)の温帯域に広く分布しています。亜熱帯域である琉球列島と小笠原諸島では確認されていません。
アオイトトンボの大きさ
アオイトトンボは全長34~-48 mm・後翅長18~25 mmです。
アオイトトンボの生息環境
アオイトトンボは平地から山地にかけての抽水植物が多い池沼や湿地帯に生息しています。
トンボ種類図鑑
トンボは大きくは2つの仲間に分けられます。それは、均翅亜目(イトトンボ亜目)Zygopteraと不均翅亜目(トンボ亜目)Anisopteraで、前者は前翅と後翅が相似形であるのに対し、後者は前翅と後翅が異なります。このほか、トンボの基本的な情報と代表的な種類の紹介については下記のトンボ種類図鑑をご参照ください。
【トンボ種類一覧フリー画像図鑑】翅の形状による分類の基本と生活史などについても解説