カオジロトンボの生態(分布・大きさ・生息環境など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
カオジロトンボとはどんな生き物?
カオジロトンボ(顔白蜻蛉、学名:Leucorrhinia dubia (Vander Linden ,1825))は、トンボ科カオジロトンボ属のトンボの1種。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/カオジロトンボ
カオジロトンボの分布
カオジロトンボはユーラシア大陸から東アジアにかけての亜寒帯地域に広く分布しており、国内では関東以北の山岳地帯で見ることができます。
カオジロトンボの大きさ
カオジロトンボは全長31~39mm・後翅長20~30mmになります。
カオジロトンボの生息環境
カオジロトンボは山地の池沼周辺に生息しています。トンボ種類図鑑
トンボは大きくは2つの仲間に分けられます。それは、均翅亜目(イトトンボ亜目)Zygopteraと不均翅亜目(トンボ亜目)Anisopteraで、前者は前翅と後翅が相似形であるのに対し、後者は前翅と後翅が異なります。このほか、トンボの基本的な情報と代表的な種類の紹介については下記のトンボ種類図鑑をご参照ください。
【トンボ種類一覧フリー画像図鑑】翅の形状による分類の基本と生活史などについても解説