オツネントンボの生態(分布・大きさ・生息環境など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
オツネントンボとはどんな生き物?
オツネントンボ(学名:Sympecma paedisca (Brauer, 1877))は、トンボ目アオイトトンボ科オツネントンボ属に属するイトトンボの一種。トンボの多くがヤゴとして越冬するが、本種は成虫のまま越冬することが知られている。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/オツネントンボ
オツネントンボの分布
オツネントンボはユーラシア大陸から東アジア(ヨーロッパ・ロシア・中国・朝鮮半島・日本列島)にかけての温帯域に広く分布しています。
オツネントンボの大きさ
オツネントンボは全長35~41mm・後翅長20~24mmです。オツネントンボの生息環境
オツネントンボは平地から山地にかけての抽水植物が多く生えた池沼周辺に生息しています。
トンボ種類図鑑
トンボは大きくは2つの仲間に分けられます。それは、均翅亜目(イトトンボ亜目)Zygopteraと不均翅亜目(トンボ亜目)Anisopteraで、前者は前翅と後翅が相似形であるのに対し、後者は前翅と後翅が異なります。このほか、トンボの基本的な情報と代表的な種類の紹介については下記のトンボ種類図鑑をご参照ください。
【トンボ種類一覧フリー画像図鑑】翅の形状による分類の基本と生活史などについても解説