ハチワレの生態(分布・餌・寿命・繁殖など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
ハチワレとはどんな生き物?
ハチワレ(八割、学名:Alopias superciliosus,Bigeye thresher)は、ネズミザメ目オナガザメ科に属するサメ。世界中の暖かい海に広く分布する。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハチワレ
ハチワレの分布
ハチワレは世界各地の熱帯から温帯にかけての海域(沿岸・外洋)で記録されていますが、深度100m以深に生息するやや深海性のため捕獲例が少なく、分布域は完全には解明されていません。
ハチワレの大きさ
ハチワレは最大全長4.8mになる大型のサメ類です。ハチワレの繁殖
ハチワレは卵食性の胎生です。妊娠期間は約12ヶ月で1度に2尾の稚魚を産みます。ハチワレの食性
ハチワレはサバ・ニシン・カジキといった魚類のほか、甲殻類・頭足類も捕食します。長い尾鰭で獲物を叩いて失神させるという変わった習性を持っています。サメの種類図鑑
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