オオスギゴケの育て方と特徴について解説するとともに、栽培に必要な環境(光量・気温・湿度・土質)および水槽(テラリウム)や苔ボトルへの適応度についてもご紹介します。
スギゴケ(杉苔、Polytrichum juniperinum)は、コケ植物の一種。厳密にはスギゴケ属の1種 Polytrichum juniperinum の標準和名をスギゴケとするが、一般には、スギゴケ属(Polytrichum)および近縁のニワスギゴケ属(Pogonatum)、またはスギゴケ科に属する種の総称として用いることもある。引用︰wikipediaスギゴケ
オオスギゴケの分類と学名
スギゴケ科Polytrichum formosum
オオスギゴケの分布と自生環境
ほぼ世界中に分布しており、1日数時間ほど木漏れ日の当たる明るい場所の土上に自生します。オオスギゴケの特徴と育て方
育てるのに必要な光の強さ
本種は1日数時間ほどカーテン越しの日光が当たるような環境で良く育ちます。また、スギゴケよりは要求照度が高くないため、強めの白色LEDでも問題なく生長します。育てるのに適切な気温について
本種は暑さ寒さに強い頑強な種類ですが、スギゴケよりやや暑さに弱い傾向があります。連日30度を超えるような場所には置かないでください。育てるのに必要な湿度について
本種は比較的空中湿度が高い環境を好み、乾くと枯れてしまいます。このため、軽く蓋などをした半密閉状態が最適ですが、完全に密閉しても問題なく生長します。生育に適した土質とPh
本種は弱酸性〜中性の貧栄養の土を好みます。テラリウムやボトルへの適応度
本種はテラリウムやボトルに適した種類で、明るめのLED照明があれば室内で栽培可能です。主な苔の育て方
最後に、苔テラリウムや苔ボトルに使われるコケやシダ(原始シダ)のご紹介をしていきます。各リンク先ではそれぞれの種類の特徴・育て方を解説していますので、どうぞご活用ください。