コケシノブ(シダ植物)の育て方と特徴について解説するとともに、栽培に必要な環境(光量・気温・湿度・土質)および水槽(テラリウム)や苔ボトルへの適応度についてもご紹介します。
コケシノブ科 (Hymenophyllaceae) は、小型の、ごく薄い葉をもつシダ植物の一群である。コケシノブ科は、シダ植物門に属するシダの一群で、独特の外見をもつ。大部分は小型で、日本本土で見かけるものは、長い匍匐茎を持っており、湿潤な岩や樹皮に着生する。葉はごく薄く、ほとんど半透明で、乾燥すると丸まる。木陰でコケと混じって岩面を覆っているのを見かけることが多い。引用︰wikipediaコケシノブ科
コケシノブの分類と学名
コケシノブ科Hymenophyllum wrightii Bosch
コケシノブの分布と自生環境
北海道、本州、四国、九州、朝鮮、台湾、ロシア、北アメリカに分布しており、やや標高の高い薄暗い山地の岩上や崖に自生しています。コケシノブの特徴と育て方
育てるのに必要な光の強さ
本種は直射日光を嫌い、1日1時間ほど木漏れ日が当たるような光を好みます。室内では弱めの白色LED照明でよく育ちます。育てるのに適切な気温について
本種は暑さにやや弱い傾向があるため、夏場は連日30度を超えるような場所に設置することは避けます。育てるのに必要な湿度について
本種は高い空中湿度が必要で、室内では密閉環境に置くと良く生長します。生育に適した土質とPh
本種は弱酸性〜中性の貧栄養な岩上を好み、土の上ではあまり生育しません。テラリウムやボトルへの適応度
本種はテラリウムやボトルなど密閉栽培に適しています。
主な苔の育て方
最後に、苔テラリウムや苔ボトルに使われるコケやシダ(原始シダ)のご紹介をしていきます。各リンク先ではそれぞれの種類の特徴・育て方を解説していますので、どうぞご活用ください。
タマゴケ
ホソウリゴケ
スナゴケ
ハイゴケ
ホソバオキナゴケ
アラハシラガゴケ
シノブゴケ
