ホウオウゴケの育て方と特徴について解説するとともに、栽培に必要な環境(光量・気温・湿度・土質)および水槽(テラリウム)や苔ボトルへの適応度についてもご紹介します。
ホウオウゴケの分類と学名
ホウオウゴケ科Fissidens nobilis
ホウオウゴケの分布と自生環境
日本全土、朝鮮、中国、インド、ネパール、スリランカ、ミャンマー、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ニューギニア、フィジーに分布しており、渓流沿いの常に水の滴る岩上に自生しています。ホウオウゴケの特徴と育て方
育てるのに必要な光の強さ
本種は直射日光を嫌い、やや暗めの木漏れ日程度の明るさを好みます。室内では白色LED照明で育ちます。育てるのに適切な気温について
本種は暑さを嫌いますので、夏場は乾燥しないように蓋をした状態でクーラーのある場所に置くか、テラリウムの場合は栽培水をチラーで冷却すると良く育ちます。育てるのに必要な湿度について
本種は乾燥を極度に嫌いますので、常に葉が濡れた状態を保つ必要があります。生育に適した土質とPh
本種は弱酸性〜中性を好み、富栄養は嫌いますので石や岩の上に置いて栽培します。テラリウムやボトルへの適応度
本種はテラリウムやボトルへの相性はとても良いですが、暑さを嫌いますので夏場はクーラーの効いた場所に置くようにします。主な苔の育て方
最後に、苔テラリウムや苔ボトルに使われるコケやシダ(原始シダ)のご紹介をしていきます。各リンク先ではそれぞれの種類の特徴・育て方を解説していますので、どうぞご活用ください。