ミズゴケの育て方と特徴について解説するとともに、栽培に必要な環境(光量・気温・湿度・土質)および水槽(テラリウム)や苔ボトルへの適応度についてもご紹介します。
ミズゴケ属(みずごけぞく、学名:Sphagnum)は、ミズゴケ綱ミズゴケ科に分類されるコケ植物の1属。多孔質の植物体を形成し、多量の水を含むことができる。世界では約150種、日本では47種が分類されている。熱帯から寒帯に分布するが、特に北半球の冷温帯に多い。湿地に多くの種が生育する。引用︰wikipediaミズゴケ
ミズゴケの分類と学名
ミズゴケ科Sphagnum palustre
ミズゴケの分布と自生環境
北海道、本州、四国、九州のほか世界に広く分布しており、やや山地寄りの浅い湿地に自生しています。ミズゴケの特徴と育て方
育てるのに必要な光の強さ
本種は1日1時間ほど木漏れ日が当たるやや明るい日陰を好みます。室内では白色LED照明で良く育ちますが、光を当てすぎると白くなっていくので注意が必要です。育てるのに適切な気温について
本種は暑さに弱い傾向がありますので、30度を超えるような場所には置かないようにします。育てるのに必要な湿度について
本種は常に濡れている必要があり、それでも空中湿度が低いと葉先が茶色く枯れてしまいます。室内では密閉して栽培すると良く育ちます。生育に適した土質とPh
本種は弱酸性〜中性の貧栄養を好み、特に土は必要ありません。テラリウムやボトルへの適応度
本種はテラリウムやボトルの環境と相性が良く、密閉すると良く育ちます。主な苔の育て方
最後に、苔テラリウムや苔ボトルに使われるコケやシダ(原始シダ)のご紹介をしていきます。各リンク先ではそれぞれの種類の特徴・育て方を解説していますので、どうぞご活用ください。