コツボゴケの育て方と特徴について解説するとともに、栽培に必要な環境(光量・気温・湿度・土質)および水槽(テラリウム)や苔ボトルへの適応度についてもご紹介します。
コツボゴケの分類と学名
チョウチンゴケ科Plagiomnium acutum
コツボゴケの分布と自生環境
日本全土、朝鮮、中国、ロシア、インド、ブータン、ネパール、ミャンマー、ベトナムに分布しており、落葉広葉樹林の湿った地上に多く見れます。コツボゴケの特徴と育て方
育てるのに必要な光の強さ
本種は比較的光が必要で、1日1時間ほと木漏れ日が当たるか、強めの白色LED照明下でよく育ちます。育てるのに適切な気温について
本種は高温に強く頑健ですが、長期間30度を超える気温が続くと弱ります。育てるのに必要な湿度について
本種は高めの空中湿度だけでなく、活着する土も常に湿っている必要があります。また、土だけが湿り空気が乾燥した環境だと、休眠せずに葉先がどんどん枯れていくので注意してください。生育に適した土質とPh
本種は苔類としては珍しく、富栄養の弱酸性の土を好みます。テラリウムやボトルへの適応度
本種はテラリウムや苔ボトルへの適応度のとても高い種類です。空中湿度が下がらないよう、テラリウムであればしっかりと蓋をし、強めの室内照明で徒長せずに生育します。主な苔の育て方
最後に、苔テラリウムや苔ボトルに使われるコケやシダ(原始シダ)のご紹介をしていきます。各リンク先ではそれぞれの種類の特徴・育て方を解説していますので、どうぞご活用ください。