シノブゴケの育て方と特徴について解説するとともに、栽培に必要な環境(光量・気温・湿度・土質)および水槽(テラリウム)や苔ボトルへの適応度についてもご紹介します。
シノブゴケの分類と学名
シノブゴケ科Thuidium tamariscinum
シノブゴケの分布と自生環境
日本全土、中国、ロシア、ヨーロッパ、ジャマイカに分布しており、やや標高の高い、1日数時間ほど木漏れ日が当たるような山地の岩上に多く自生しています。シノブゴケの特徴と育て方
育てるのに必要な光の強さ
本種は比較的明るめの環境を好みますが、直射日光は枯れる原因になります。室内栽培では強めの白色LED照明を当てると生長します。育てるのに適切な気温について
本種は高温に弱いため、夏場は30度を超えないような涼しい場所に置く必要があります。育てるのに必要な湿度について
本種は乾燥と湿潤を繰り返す環境を好みますが、室内栽培では密閉栽培でも問題なく育ちます。生育に適した土質とPh
本種は弱酸性〜中性の岩上を好み、栄養のある土は枯れる原因になります。テラリウムやボトルへの適応度
本種は密閉栽培が可能なため、テラリウムやボトルに適した種類ですが、夏場の暑さ対策は必要です。主な苔の育て方
最後に、苔テラリウムや苔ボトルに使われるコケやシダ(原始シダ)のご紹介をしていきます。各リンク先ではそれぞれの種類の特徴・育て方を解説していますので、どうぞご活用ください。