ノキシノブの育て方と特徴について解説するとともに、栽培に必要な環境(光量・気温・湿度・土質)および水槽(テラリウム)や苔ボトルへの適応度についてもご紹介します。
ノキシノブ(軒忍、学名:Lepisorus thunbergianus)は、ウラボシ科ノキシノブ属に属するシダの一種。また、ノキシノブ属の総称としても使われる。引用︰wikipediaノキシノブ
ノキシノブの分類と学名
ウラボシ科Lepisorus thunbergianus
ノキシノブの分布と自生環境
北海道(最南部)、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、インド、ブータン、ネパール、フィリピンに分布しており、1日数時間ほど直射日光が当たる崖・樹皮・コンクリート壁などに自生しています。ノキシノブの特徴と育て方
育てるのに必要な光の強さ
本種は1日数時間ほど直射日光が当たるような明るめの日陰を好みます。室内では強い白色LED照明を当てることで育成可能です。育てるのに適切な気温について
本種は暑さや寒さに強い頑強な種類です。育てるのに必要な湿度について
本種は乾燥と湿潤を繰り返す湿度環境を好みますが、十分な光があれば常に湿度の高い環境でも栽培できます。生育に適した土質とPh
本種は弱アルカリ性〜弱酸性と幅広い活着面に適応しています。テラリウムやボトルへの適応度
本種は密閉環境での長期栽培は困難であるため、ボトル栽培には向きません。また、密閉しないテラリウムであれば栽培可能です。主な苔の育て方
最後に、苔テラリウムや苔ボトルに使われるコケやシダ(原始シダ)のご紹介をしていきます。各リンク先ではそれぞれの種類の特徴・育て方を解説していますので、どうぞご活用ください。