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ウイローモスの育て方と特徴について解説するとともに、栽培に必要な環境(光量・気温・湿度・土質)および水槽(テラリウム)や苔ボトルへの適応度についてもご紹介します。
ウィローモスとは、アクアリウムの世界で使われる水生コケの通称である。学術的な生物の分類でいえば、ウィローモスという名称で流通しているコケは数種に及ぶとみられている。クロカワゴケ(Fontinalis antipyretica)、ミズキャラハゴケ(Taxiphyllum barbieri)など数種が流通している。南米産のウィローモスという触れ込みで流通しているが、詳しい産地などは不明である。「ウィローモス」という名で流通している種より、明るい緑色をしており、三角形に枝分かれした葉をもつ。そのため、「ウィローモス」として売られているコケとは別種のコケであるという見方が強い。引用︰wikipediaウイローモス
ウイローモスの分類と学名
クロカワゴケ︰Fontinalis antipyreticaミズキャラハゴケ︰Taxiphyllum barbieri
など
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ウイローモスの分布と自生環境
ウイローモスと呼ばれる種類は世界中に分布しており、渓流に半水没または渓流沿いの岩に活着して自生しています。ウイローモスの特徴と育て方
育てるのに必要な光の強さ
本種は直射日光や木漏れ日の当たらない薄暗い光が好みで、室内栽培でも弱めの白色LED照明で十分に育ちます。育てるのに適切な気温について
本種は暑さにやや弱い傾向があるため、夏場は連日30度を超えるような場所への設置は控えます。育てるのに必要な湿度について
本種は水没・半水没が基本で、陸上葉を育てる場合は高い空中湿度を維持するため半密閉で育てます。生育に適した土質とPh
本種は弱酸性〜中性を好み、土上では生育しないため流木などに活着させます。テラリウムやボトルへの適応度
本種はテラリウムやボトル栽培に高い適応度を持ちますが、生長が速いためこまめなトリミングが必要です。主な苔の育て方
最後に、苔テラリウムや苔ボトルに使われるコケやシダ(原始シダ)のご紹介をしていきます。各リンク先ではそれぞれの種類の特徴・育て方を解説していますので、どうぞご活用ください。
タマゴケ
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ホソウリゴケ
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スナゴケ
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ハイゴケ
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ホソバオキナゴケ
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アラハシラガゴケ
シノブゴケ
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