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■神島とは
●小説「潮騒」の舞台として知られる
神島(かみしま)は伊勢湾口のほぼ中央に位置する三重県鳥羽市に属する有人島で、その周囲は3.9kmです。三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台になったことで知られており、伊勢志摩地方の観光地の一つです。人口は300人あまりで、漁業を中心とした集落が形成されています。
■主なみどころ
●カルスト地形
白く輝く石灰岩が美しいカルスト地形は、神島南部に位置する「神島小学校」に隣接した海岸で見ることができます。
●神島灯台
神島の位置する伊勢湾口は、日本の三海門の一つとされる伊良湖水道があり船舶の航行がとても多い海域です。神島付近には暗礁があることから、船舶の安全を守るために1910年に神島灯台が建造されました。
●監的哨跡
小説「潮騒」のクライマックスの舞台で知られる監的哨跡は、太平洋戦争中に、旧日本陸軍が伊良湖から発射される大砲の試着砲弾を目視観測するための施設でした。現在も跡地が残されており、老朽化にともない補強工事などが行われています。