巨大生物図鑑…現存する海や空や陸のモンスターたち、そして絶滅した古代の恐竜や巨大生物のフリー画像と動画と集めました。巨大な生物には迫力を超えた荘厳さすらあり、いつの時代も男性のロマンとも言えるジャンルです。これら現生と古代と両方の巨大生物たちを、生物学博物館学芸員の筆者が大きさ比較イラストもまじえつつ解説していきます。
海の巨大生物
現存する海のモンスターたち
深海の巨大無脊椎動物:ダウオウイカ
まずはじめにご紹介するのが、ダイオウイカです。クジラと比べても遜色のない巨大さです。世界各地の深海に生息しており、その大きさは記録にある最大のもので18mにもなります。
世界最大のクラゲ:エチゼンクラゲ
エチゼンクラゲは世界最大のクラゲの一つとされており、その傘の直径は2m、重量150kgになるものもあります。日本海に生息しており、年によっては大発生し漁業などに深刻な被害を与えます。
こちらは実際、日本海でダイバーの方がエチゼンクラゲに遭遇して撮影した映像です。
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深海の巨大ダンゴムシ:ダイオウグソクムシ
ダイオウグソクムシは深海性の節足動物で、西大西洋の水深200~ 1000mの海底に生息しています。ダンゴムシ類としては世界最大で、体長は最大の個体で50cmにもなります。
この動画は実際に水族館で撮影されたダイオウグソクムシの様子です。
恐怖の巨大捕食者:ホオジロザメ
海の巨大生物のなかでも恐怖の捕食者として有名なのが、映画「ジョーズ」の題材にもなったホオジロザメです。最大で6mオーバーの記録が残されています。
こちらは、ホオジロザメがオットセイを捕食するシーンを捉えた南アフリカの貴重な映像です。
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世界最大の淡水魚:ピラルク
海の巨大生物ではありませんが、アマゾン川流域に生息するピラルクは世界最大の淡水魚として有名です。最大のものでは、体長5mの巨大な個体が記録されています。
史上最大の生物:シロナガスクジラ
古代から現在までの長い歴史のなかで、史上最大の生物が現存するシロナガスクジラです。
記録で最大のものは記録では体長34メートルとされています。
こちらの動画は、そのシロナガスクジラの生きた姿を捉えたとても貴重な映像です。
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古代の海のモンスターたち
古代の海の覇者:プレシオサウルス
古代の海で最大の巨大生物といえばプレシオサウルスです。およそ8m近くあったと推測されています。
古代の巨大魚:ダンクルオステウス
恐竜が登場する遥か古生代の海を制圧していたのが、甲冑をまとった巨大魚のダンクルオステウスです。最大で10mにも達したとされています。
こちらの動画はダンクレオステウスの生きた姿を再現したCG映像です。
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古代の巨大ザメ:メガロドン
約150万年前に生息していたメガロドンは現生のホウジロザメと近縁な種類で、その体長はホウジロザメの数倍、なかには体長20mの個体も実在したと推測されています。
この図で、緑のものが現生のホオジロザメ、灰色のものがメガロドンです。以下に巨大であったかがわかります。
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古代の海で大繁栄:アンモナイト
アンモナイトは古生代の海で大繁栄した頭足類(イカ・タコの仲間)で最大のものでは直径2mもの殻を持つ種類の化石が見つかっています。現存するオウムガイとは近縁ですが、直接の祖先ではありません。
古生代の原始エビ:アノマロカリス
魚類が出現する前の古生代の海で、食物連鎖の頂点に君臨していた巨大無脊椎動物が原始エビのアノマロカリスです。巨大なものでは体長2mにも達したと推測されています。
こちらの動画はアノマロカリスをはじめとして、古生代の海の様子を再現したCG映像です。
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古生代の海の覇者:ウミサソリ
ウミサソリは古生代の海で食物連鎖の頂点に君臨していた巨大海性節足動物で、さまざななタイプの化石が見つかっています。
その全長は3mにも達したとされています。
こちらがウミサソリの様子を再現したCG映像です。
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空の巨大生物
現存する空のモンスター
空を飛ぶ最大の鳥:アンデスコンドル
現存する空を飛ぶ鳥で最大のものがアンデスコンドルです。全長が1メートルを超えることもあり、翼を広げた開長は3mにも達します。
こちらが、実際の生きたアンデスコンドルが飛行する動画です。
現生で最大の鳥類:ダチョウ
空こそ飛べませんが、現生の鳥類で最大の種類がダチョウです。大きなものでは体高2m30cm、体重140kgにもなります。
古代の空のモンスター
翼を持った巨大爬虫類:プテラノドン
翼開長が8mと現存するアンデスコンドルより遥かに大きいのが恐竜の時代に栄えた翼竜・プテラノドンです。まだ、謎の多い生き物で、毛が生えていたとする説もあります。
こちらは、プテラノドンの飛行する様子を再現したCG映像です。
絶滅した巨大鳥:ディアトリマ
恐竜が絶滅したすぐあとの時代に、恐竜の生態的な地位にとってかわったのが、巨大肉食鳥のディアトリマです。こちらもダチョウと同じく空は飛べません。
体高は2m、体重は500kgもあったと推測されています。
古生代の巨大昆虫:メガネウラ
メガネウラは約3億年前の古生代の森に生息していた原始的なトンボで、その翼超は70cmにもなります。
こちらの動画はメガネウラの飛行の様子や当時の森をCGで再現した動画です。
陸の巨大生物
現存する陸のモンスター
現代のBIG3:ゾウ・サイ・カバ
ゾウの全種類図鑑・絶滅種も解説
サイの全種類図鑑・絶滅種も解説
カバの全種類図鑑・絶滅種も解説
現代の陸上巨大生物BIG3と言えば、ゾウ・サイ・カバですが、その大きさは順に、アフリカゾウ(体長8m体重8t)、シロサイ(体長4m体重4t)、カバ(体長4m体重3t)となっています(いずれも最大記録)。
現生肉食動物TOP2:シロクマとセイウチ
現世の陸上肉食動物で最大の哺乳類が、北極圏に生息するシロクマで、最大で体長3m、体重1tにもなります。また、生息域が同じことからシロクマと争いになる海生哺乳類のセイウチも非常に大きく、最大で体長3.5m、体重1.5tの記録があります。
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セイウチの生態解説&写真集
熱帯から亜熱帯の河口域に生息するイリエワニは、現世のハ虫類のなかで最大の種類で、その大きさは最大で全長9m、体重500kgにもなります。まさに、現代に生き残った恐竜と言えるでしょう。
世界最大のトカゲとして知られるのがコモドドラゴンです。
最大の現生ハ虫類:イリエワニ
熱帯から亜熱帯の河口域に生息するイリエワニは、現世のハ虫類のなかで最大の種類で、その大きさは最大で全長9m、体重500kgにもなります。まさに、現代に生き残った恐竜と言えるでしょう。
コモドドラゴン
世界最大のトカゲとして知られるのがコモドドラゴンです。
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パラケラテリウムは、恐竜が滅びた後の新生代初期に登場したサイの仲間で史上最大の陸上哺乳類です。
その大きさは体長8m、体重20tにもなったとされています。現生のサイと比べて、以下に巨大だったかがわかります。
パラケラテリウムの様子を再現した3DCG動画がこちらです。
メガテリウムは新生代初期に出現した、史上最大のナマケモノで、最大で全長8m、体重3tにもなりました。
スミロドンは新生代初期に出現した強大な牙を持つネコ科の肉食哺乳類です。その牙の長さは最大で30cm近くにもなったと推測されています。
最大の肉食恐竜としてあまりに有名なのがティラノサウルスです。その大きさは体長12m体重7tにも達したと推測されています。
こちらの動画はティラノサウルスの歩く様子をCGで再現したものです。
アロサウルスはティラノサウルスよりも古い時代に全盛期をむかえた巨大肉食恐竜です。全長10mとティラノサウルスより小型ですが、発達した四肢と顎を持ち、ティラノサウルスよりも攻撃的で活発なハンターであったと推測されています。
この3DCG動画は、アロサウルスがステゴサウルスの群れを狩るシーンを再現したものです。
トリケラトプスは最期の角竜で、角竜のなかでもっとも巨大な身体を持ち、その大きさは全長9m、体重9tにも達したとされています。ティラノサウルスと同時期に生息していました。
この動画は、トリケラトプスとティラノサウルスの生きるための攻防を再現したものです。
ステゴサウルスは板状の巨大な鎧をまとった草食恐竜として知られています。板状の鎧はゾウの耳と同じく体温の放熱にも使われたという学説が有力です。全長9mあったとされています。
アンキロサウルスは全身が固い鎧のようなウロコで覆われており、しっぽに棍棒のような武器を持った草食恐竜です。このしっぽを振り回し外敵から身を守ったと推測されています。全長は10mにもなったとされています。
この動画は、硬い鎧と棍棒のような尾で肉食恐竜から身を守る様子を再現したものです。
ブラキオサウルスはアロサウルスと同時期に生息していた巨大草食恐竜で、その全長は25m、体重は80tにも達したとされています。
この時代では最大の陸上生物のグーループで、群れをなして生活していたと考えられています。
史上最大の陸上生物とされるのが竜脚類の一種であるアンフィコエリアス(Amphicoelias)です。
比較図を見ると、その大きさがわかっていただけると思います。その大きさは体長60m、体重120tというおそるべき数値です。
こちらの動画は、アンフィコエリアスをはじめとして巨大恐竜たちの様子を再現したCG動画です。凄い迫力ですね。
巨大生物は、やはり、男のロマンです。
古代の陸のモンスター
史上最大の陸上哺乳類:パラケラテリウム
パラケラテリウムは、恐竜が滅びた後の新生代初期に登場したサイの仲間で史上最大の陸上哺乳類です。
その大きさは体長8m、体重20tにもなったとされています。現生のサイと比べて、以下に巨大だったかがわかります。
パラケラテリウムの様子を再現した3DCG動画がこちらです。
メガテリウム
メガテリウムは新生代初期に出現した、史上最大のナマケモノで、最大で全長8m、体重3tにもなりました。
スミロドン(Smilodon)
スミロドンは新生代初期に出現した強大な牙を持つネコ科の肉食哺乳類です。その牙の長さは最大で30cm近くにもなったと推測されています。
最大肉食恐竜:ティラノサウルス
最大の肉食恐竜としてあまりに有名なのがティラノサウルスです。その大きさは体長12m体重7tにも達したと推測されています。
こちらの動画はティラノサウルスの歩く様子をCGで再現したものです。
最強の巨大ハンター:アロサウルス
アロサウルスはティラノサウルスよりも古い時代に全盛期をむかえた巨大肉食恐竜です。全長10mとティラノサウルスより小型ですが、発達した四肢と顎を持ち、ティラノサウルスよりも攻撃的で活発なハンターであったと推測されています。
この3DCG動画は、アロサウルスがステゴサウルスの群れを狩るシーンを再現したものです。
巨大な角を持つ恐竜:トリケラトプス
トリケラトプスは最期の角竜で、角竜のなかでもっとも巨大な身体を持ち、その大きさは全長9m、体重9tにも達したとされています。ティラノサウルスと同時期に生息していました。
この動画は、トリケラトプスとティラノサウルスの生きるための攻防を再現したものです。
鎧をまとった恐竜:ステゴサウルス
ステゴサウルスは板状の巨大な鎧をまとった草食恐竜として知られています。板状の鎧はゾウの耳と同じく体温の放熱にも使われたという学説が有力です。全長9mあったとされています。
棍棒を持った恐竜:アンキロサウルス
アンキロサウルスは全身が固い鎧のようなウロコで覆われており、しっぽに棍棒のような武器を持った草食恐竜です。このしっぽを振り回し外敵から身を守ったと推測されています。全長は10mにもなったとされています。
この動画は、硬い鎧と棍棒のような尾で肉食恐竜から身を守る様子を再現したものです。
ブラキオサウルス
ブラキオサウルスはアロサウルスと同時期に生息していた巨大草食恐竜で、その全長は25m、体重は80tにも達したとされています。
この時代では最大の陸上生物のグーループで、群れをなして生活していたと考えられています。
史上最大の陸上生物:アンフィコエリアス
史上最大の陸上生物とされるのが竜脚類の一種であるアンフィコエリアス(Amphicoelias)です。
比較図を見ると、その大きさがわかっていただけると思います。その大きさは体長60m、体重120tというおそるべき数値です。
こちらの動画は、アンフィコエリアスをはじめとして巨大恐竜たちの様子を再現したCG動画です。凄い迫力ですね。
巨大生物は、やはり、男のロマンです。