ミキモト真珠島のアクセス・駐車場・営業時間・休館日・入場料金・食事スポット・パールショップでのお買い物などについてご紹介するとともに、実際に訪れた個人的な口コミ評価・感想をレポートします。
■ミキモト真珠島の見学施設詳細
●ゲートからパールブリッジを通って入島
まずは、こちらのゲートで入場券を提示しミキモト真珠島の入り口に入っていきます。
施設に入ってすぐの場所にはエスカレーターがあり、二階へと上がっていきます。
エスカレーターを上って、右手に進んでいくと海の上を渡るパールブリッジとなっており、そのまま進むと真珠島へ入島できます。
また、左手にはコインロッカーがありますので、大きな荷物がある場合は、ここで預けておくと身軽です。
パールブリッジの途中からは、海を前景にした鳥羽水族館が見え、記念撮影にもおすすめのスポットですよ。
●御木本幸吉像と庭園
島に入ると、メイン施設の真珠博物館へ至る沿道には数種類の歌碑と、真珠養殖の父「御木本幸吉」の銅像があります。
ちょっとした隠れスポットですが、庭園に使われた庭石のひとつがハート型をしており、「らぶらぶの石」という札も立てられています。カップルで訪れたのなら、ここも撮影スポットですね。
●真珠博物館
ミキモト真珠島のメイン施設となるのが、こちらの真珠博物館「PEARL MUSEUM」です。
博物館に入ってすぐの場所は、通路が交差しており、やや順路がわかりにくいのですが、右手に進むのが正しい順路です。
展示のスタートは、こちらの「真珠のできるしくみ」からですので、お間違えのないようにしてくださいね。
・アコヤガイの本真珠
・クロチョウガイの黒真珠
クロチョウガイと呼ばれる南方の貝からは黒真珠「ブラックパール」がとれます。
・シロチョウガイ
シロチョウガイと呼ばれる南方の貝からは白真珠「ホワイトパール」がとれます。
・その他の真珠
このほかにも、マベガイ・アワビ・イケチョウガイ(淡水)などからも真珠を撮ることが可能だとのことです。
・アコヤガイの生物学的特長と真珠の作り方
真珠の種類の解説に続き、アコヤガイの生物学的な特徴、真珠の出来上がる仕組みについての解説が続きます。
アコヤガイに真珠の核をと外套膜の一部を入れる作業を「真珠の核入れ手術」というらしく、ここで実物を使いながら解説員さんの非常にわかりやすい説明を聞くことができます。
こちらが、実際にアコヤガイに核入れ手術をする器具類です。あんな美しい真珠ができるまでには、こんな大変な行程があるんですね。
・さまざまな真珠の工芸品の展示
真珠のできるまでを一階で学んだ後は、二階の展示室でさまざまな真珠を使った工芸品・美術品を見ることになります。
・真珠宝飾五弦琵琶
最新の工芸品はこちらの「真珠宝飾五弦琵琶」です。現在の目玉展示となっています。
・真珠の軍配
ミキモト真珠のはじめて作った真珠工芸品が、こちらの「軍配」とのことです。
・夢殿
養殖真珠誕生100年を記念して作られた工芸品が、こちらの「夢殿」です。
・地球儀
1990年に制作された工芸品が、こちらの「地球儀」です。陸地が22金、海と湖が真珠で表現されています。使われた真珠はなんと12541個とのことです。このほかにも、赤道にはルビー377個、黄道にはダイヤモンド373個が使われた、非常にゴージャスな地球儀となっています。
・御木本五重塔
大正15年、米国独立150周年記念万博博覧会に出品されたのが、こちらの「御木本五重塔」です。・自由の鐘
昭和14年、ニューヨーク万国博覧会に出展されたのが、こちらの真珠12250個、ダイヤモンド366個が使われた「自由の鐘」です。
・ミキモトパールクラウン&ミキモトパールクラウンⅡ世
そして、こちらがミキモト真珠等のシンボルとも言える、有名な装飾品「ミキモトパールクラウン」と「ミキモトパールクラウンⅡ世」です。
・矢車
真珠博物館の展示の最後を飾るのが、日本の緻密な伝統工芸と真珠宝飾が融合した、こちらの「矢車」と呼ばれる装飾品で、組み合わせ・組み立て方によって、実に12種類ものアクセサリーになるというものです。
●海女スタンド
真珠博物館とならぶ、もう一つの目玉がこちらの海女の実演ショー「海女スタンド」です。なお、海女の実演ショーは時期により若干変わりますが、以下のようになっています。
・海女の実演ショーの開始時間
海女の実演ショーは、9:20・10:20 ・11:20 ・12:20 ・13:20・14:20・15:20は通年共通ですが、16時台と17時台は時期により異なり、それは以下のページをご参照ください。
・海女の実演ショーの様子
海女さんたちは、こちらの海女舟と呼ばれる小船に乗って海女スタンドの前までやってきてくれます。
このように、目前で実際に貝やワカメを獲る様子を見ることができます。この日は真冬だったので、海水温8℃とのことでしたが、元気に実演を見せていただきました。本当にご苦労様です。
●野鳥の森と珠の宮
真珠博物館と御木本幸吉記念館の間は小高い丘になっており、古い樹齢の木々が生い茂る「野鳥の森」と呼ばれる森になっています。そして、その一角には、神社「珠の宮」が祀られています。
うっかりと見落としがちなスポットですので、忘れずにお参りしましょう。
●御木本幸吉記念館
御木本幸吉翁の生涯を紹介している施設が、こちらの「御木本幸吉記念館」で、生家であるうどん屋「阿波幸」の店内が再現された作りになっています。
壁面には御木本幸吉翁の生涯をわかりやすく解説したパネル展示がなされており、その波乱にとんだ一生を知ることができます。
なかでも、私の胸を打ったのは、幸吉を支え、真珠養殖第一号が成功して間もなく32歳の若さで亡くなってしまった、妻うめの解説でした。
■ミキモト真珠島のお買い物
●パールショップ
真珠博物館に隣接する形で営業されているのが、こちらのMIKIMOTO GINNZAの店舗「パールショップ」です。数十万円の本格的な真珠宝飾品から、1万円程度のリーズナブルな真珠アクセサリーが販売されていますが、なかには「展示品?」と思えるほどの価格のものもありました。
こちらは、100万円越えの指輪・ピアス・ネックレスです。
そして、こちらは400万円越えのゴージャスなネックレスです。真珠一珠が見たこともないくらいの大玉です。
そして、こちらが加工前の真珠の超大玉(直径1cm超え)で、なんと3千400万円とのことです。もう、夢のような世界ですね。
でも、ご安心を、こちらのように1万円前後の可愛いアクセサリーもあります。私自身は、来島記念に11000円のネックレスを購入しました。
■ミキモト真珠島のお食事
●食事処「阿波幸」
真珠博物館に併設されている施設としては、もう一箇所、お食事処・レストラン「阿波幸」があります。名前の由来は御木本幸吉翁の生家である、うどん屋「阿波幸」とのことです。
店内は落ち着いた雰囲気で、海を眺めながら真珠貝の落ち着いたや地元名物の伊勢うどんなどをいただけます。
店内は落ち着いた雰囲気で、海を眺めながら真珠貝の落ち着いたや地元名物の伊勢うどんなどをいただけます。
・ミキモト真珠島の食事メニュー
こちらが、レストラン「阿波幸」のメニューディスプレイです。詳しくは下記のページをご参照ください。
■ミキモト真珠島の営業時間・休館日
●営業時間
ミキモト真珠島の営業時間は時期により以下のようになっています。
3月19日~4月27日|8:30~17:30
4月28日~5月5日|8:30~18:00
5月6日~8月10日|8:30~17:30
8月11日~8月15日|8:30~18:00
8月16日~10月31日|8:30~17:30
11月1日~11月30日|8:30~17:00
12月1日~12月10日|9:00~16:30
12月14日~12月21日|9:00~16:30
12月22日~12月31日|9:00~17:00
※入場券売り止めは閉場時間60分前
●休館日
※12月第2火曜日より3日間休業■ミキモト真珠島の入場料金
ミキモト真珠島の入場料金は以下の通りです。
大人 1,500円
小人(小・中学生) 750円
【団体(20名様以上)】
大人 1,200円
小人(団体中) 600円
【学生団体】
高校生 700円
中学生 500円
小学生 400円
※障がい者割引あり
※引率の教職員は無料
また、入場料・食堂・売店(パールショップ)でクレジットカードが使えるのか、実際に電話をしたのち施設を訪れ確認しました。
使用できるクレジットカード種類の詳細は下記のページをご参照ください。
ミキモト真珠島の入場料はクレジットカードで払える?食堂や売店は?
■ミキモト真珠島の割引チケット
●JIBチケットをコンビニで購入するのがお得
ミキモト真珠島の入場券は、JTBの割引チケットをコンビニの発見器で購入するのが、1500円→1200円になるのでお得です。この画像の番号「0226939」をコンビニのチケット発券機に入力して購入してください。
ミキモト真珠島の数キロ手前にファミリーマートがありますので、こちらで入場券を購入するとよいでしょう。
実際にこのコンビニのチケット発券機で購入しました。先ほどの番号「0226939」を入力し、人数を選択し発券します。
レシートが出てくるので、コンビニのレジで支払いをしてこちらのチケットを入手します。
■ミキモト真珠島へのアクセス
●電車の場合
【大阪方面から】近鉄特急で約2時間
鳥羽駅下車徒歩5分
【京都方面から】
近鉄特急で約2時間15分
近鉄特急で約2時間15分
鳥羽駅下車徒歩5分
【東京方面から】
新幹線で名古屋まで約1時間50分
名古屋からJR線または近鉄で約1時間30分
【東京方面から】
新幹線で名古屋まで約1時間50分
名古屋からJR線または近鉄で約1時間30分
鳥羽駅下車徒歩5分
【名古屋方面から】
JRまたは近鉄で約1時間30分
鳥羽駅下車徒歩5分
西名阪→(天理IC)→名阪国道(国道25号線)→(関JCT)→伊勢自動車道→県道37号線→伊勢二見鳥羽ライン→国道42号線
・京都方面から:約2時間
名神→(草津JCT)→新名神→(亀山JCT)→伊勢自動車道→県道37号線→伊勢二見鳥羽ライン→国道42号線
・東京方面から:約7時間
東名→(浜松IC)→国道1号線→国道42号線→伊勢湾フェリー
・名古屋方面から:約2時間
東名阪→(伊勢関JCT)→伊勢自動車道→県道37号線→伊勢二見鳥羽ライン→国道42号線
●お車の場合
・大阪方面から:約3時間西名阪→(天理IC)→名阪国道(国道25号線)→(関JCT)→伊勢自動車道→県道37号線→伊勢二見鳥羽ライン→国道42号線
・京都方面から:約2時間
名神→(草津JCT)→新名神→(亀山JCT)→伊勢自動車道→県道37号線→伊勢二見鳥羽ライン→国道42号線
・東京方面から:約7時間
東名→(浜松IC)→国道1号線→国道42号線→伊勢湾フェリー
・名古屋方面から:約2時間
東名阪→(伊勢関JCT)→伊勢自動車道→県道37号線→伊勢二見鳥羽ライン→国道42号線
■ミキモト真珠島の駐車場
●ミキモト真珠島専用駐車場
ミキモト真珠島には専用駐車場が3ヶ所あります。それは、以下の通りです。
専用駐車場(バス・乗用車)
岩崎駐車場(乗用車)
・料金:普通車:500円/2時間(1時間延長ごとに250円)
また、このほかの駐車場に関しては、隣接する鳥羽水族館とほぼ同様ですので、下記のページをご参照ください。
■ミキモト真珠島周辺のご案内
●ミキモト真珠島周辺のおすすめランチスポット
ミキモト真珠島周辺のおすすめランチスポットは、実際に来店取材してご紹介している下記のページをご参照ください。
周辺のおすすめランチスポット|お洒落~がっつり系までご紹介
●おすすめ周辺ホテル&旅館
ミキモト真珠島周辺のおすすめホテル・旅館をご紹介しています。同地域は修学旅行の地域でもありますので、うっかり宿泊をとると「学生宿」だったりしますので注意が必要です。下記のページでは学生宿を除外し、格安・子連れ・ペットOKなどの施設をご紹介するとともに、ワンランク上の高級宿泊施設まで幅広くご紹介しています。