鳥羽市の地産地消施設としてだけでなく、観光スポットとしてランチバイキングレストラン・テイクアウト・ビアテラス・足湯・売店なども人気の「鳥羽マルシェ」の個人的な口コミ評価とご紹介を行います。また、あわせてアクセス・駐車場情報もご紹介します。
■鳥羽マルシェの組織概要とコンセプト
●地産地消の産直市場にレストランが併設
鳥羽マルシェは、地元の魚介類と農作物がリーズバブルな価格で手に入るだけでなく、それらを活かしたバイキングランチも楽しめる。地産地消の産直市場で、その事業主体は鳥羽マルシェ有限責任事業組合です。
●事業主体の鳥羽マルシェ有限責任事業組合とは
鳥羽マルシェは、「第一次産業の振興と農漁村地域の活性化を図る」ことを目的に、鳥羽志摩農業協同組合と鳥羽磯部漁業協同組合が立ち上げた「鳥羽マルシェ有限責任事業組合」が事業主体となっています。その事業コンセプトは以下の通りです。
1:生産者の笑顔や収穫の喜びを食べる幸せにつなげていく場所
2:旬の食材が持つ力を健康を高める力につなげていく場所
3:豊かな食を育んできた鳥羽の風土や歴史、市内各地の魅力につながる場所
■鳥羽マルシェの施設内容
●飲食コーナー・直販コーナー・情報発信コーナーから構成
http://tobamarche.jp/marche/
鳥羽マルシェは、飲食コーナー・直販コーナー・情報発信コーナーから構成されています。
直販コーナーでは地元の魚介類や野菜類がリーズナブルな価格で提供されています。また、飲食コーナーではそれらの素材を活かしたランチバイキングが楽しめる「地産ビュッフェレストラン」と軽食を提供している「テイクアウトコーナー」があり、このほかに情報発信コーナーでは鳥羽志摩各地の魅力を伝える生産現場の動画の放映や、市内各地の取り組みパンフレットの設置が行われています。
また、付属施設として足湯コーナーやビアテラスもあり人気を博しています。
それでは、次の項目からは、各コーナー別に詳しく実際の写真とともにご紹介していきます。
■飲食コーナー
●地産ビュッフェレストラン
鳥羽マルシェでなんと言っても一番人気なのが、地産ビュッフェレストラン「マルシェレストラン」です。
こちらはバイキング形式のランチレストランで、その概要は以下の通りとなっています。
営業時間|11:00~14:00(13:30 受付終了)
利用料金|大人1,480円・小学生980円・3歳以上480円
制限時間|60分
レストラン内には、四人がけのテーブル席と鳥羽湾が眺望できるカウンター席とがあり、合計約50席となっています。
バイキングのスタート地点には、こちらのような一皿に最大9品目が盛り付けられるお皿などが配置されています。
ドリンクサーバーでは、地元産のお茶(温)および冷水が提供されています。
メニューは月替わりとなっており、素材の入手状況によりその日その日で微調整がなされています。訪れた日のメニューは以下の通りです。
サメのフライ、しらすのかき揚げ、なすの天ぷら、オクラの天ぷら
蛸グラタン、アカモクとニラのふわふわ焼き、鯛ご飯
夏野菜の揚げ浸し、鳥羽産あらめの酢の物、スズキ南蛮漬け
サラダバー、ところてん、パールポークの冷しゃぶサラダ、かぼちゃの冷製スープ、デザート類
加茂牛カレー(野菜の素揚げをお好みでトッピング)
白米、古代米、わかめの味噌汁
サワラとスズキのお造り(これのみ一人一皿制限)
このほかにも、トマトの冷製パスタ、オクラと夏野菜のペペロンチーノなどがありました。
実際に、バイキングコーナーを一回りしてお皿に盛り付けました。あわせて、お造りと夏野菜カレーもいただきました。いずれも、地元産のとれたて野菜&魚介類が素材なので、お味のほうは抜群でした。
お代わりにバイキングコーナーをもう一周しました。小さなお皿も準備されているのが便利ですね。
最後はデザートで〆です。ムースとプリンでさっぱりと締めくくれました。
過去の月替わりメニューの一覧はこちら
●テイクアウトコーナー
テイクアウトコーナーでは軽食やドリンク類、アイス類が提供されています。こちらは店内側の窓口です。
屋外側の窓口がこちらになります。
加茂牛コロッケ、うたせえび串揚げ、タコのぶつ切りから揚げ、サメの春巻き、パールポークフランクフルトなどの軽食のほか、船越しょうゆソフト、レッドパールソフト、金うりスカッシュ、梅スカッシュ、はっさくスカッシュなどのスイーツ&ソフトドリンク、アルコール類がテイクアウトできます。
■直販コーナー
●鮮魚類・農作物・乾物類など
直販コーナーでは、地元産の鮮魚類・農作物・乾物類などが、産直市場ならではのリーズナブルな価格で提供されています。
一番人気は、こちらのマグロのブロックです。この塊で千円以下という価格です。
このほかにも、今日獲れたばかりの青魚や白身魚なども並んでいます。
また、この地域の特産品の一つである「あわび」も見受けられました。
なお、これらの海産物は、購入してその場でお願いすると、先にご紹介したレストランにお造りにして持ってきてもらえるサービスもあります。もちろん、お持ち帰りようにさばいてもらうことも可能です。
農作物コーナーでは、地元産の季節の野菜がずらりと並べられています。
種類もかなり豊富で、スーパーマーケットなどにもひけをとらないほどの品揃えとなっています。
産みたての卵なども提供されていました。
乾物コーナーも非常に充実しています。この地域は特に海藻類が豊富です。
天草やわかめも充実しています。
また、海苔の産地としても有名な地域ですので、各種焼き海苔もずらりと並べられていました。
農作物としては、ビュッフェレストランでも提供されている白米・古代米が販売されています。
また、米の加工品である手作りあられなども見受けられました。
このほかにも、地元の方が作った園芸作品なども販売されています。
■情報発信コーナー
●贈答品コーナー・牛乳直販・精米コーナーなど
情報発信コーナーには、地域の特産品を贈答品として直接発送できるコーナーがあり、便利です。
購入した米を、その場で精米してくれたり、まとめ買いをした場合は自宅まで後日発送してくれる精米コーナーもありました。
また、周辺地域の牛乳ブランドとして有名な大内山牛乳の関連商品も販売されています。
■足湯
●海を見ながらくつろげる
鳥羽マルシェの付属施設として人気なのが、こちらの足湯(無料)です。美しい鳥羽湾を眺望しながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
■ビアテラス
●夏場はナイト営業も行っている
こちらも人気の付属施設のビアテラスです。テイクアウトコーナーで購入した軽食・スイーツ・各種ドリンクを海の風を感じながらいただくことが可能です。
なお、夏季期間は、20:00まで夜間営業が行われており、お造りの予約などもできます。
■鳥羽マルシェへのアクセス・駐車場・営業時間
●公共交通機関・自家用車ともにアクセス良好
【グーグルマップはこちら】
○公共交通機関でのアクセス
JR&近鉄鳥羽駅向かい側・徒歩二分
○自家用車でのアクセス
伊勢自動車道伊勢I.C.より伊勢・二見・鳥羽ライン経由し12km
○駐車場あり
佐田浜第1駐車場(1時間まで無料)
鳥羽駅西駐車場(2時間無料)
○営業時間
営業時間 10:00~18:00 (水曜日定休)
○電話番号
Tel:0599-21-1080
○施設住所
〒517-0011 鳥羽市鳥羽一丁目2383-42
○公式ホームページ
鳥羽マルシェ公式ホームページ